【オートレース】復帰初勝利を振り返った長田恭徳「本当に涙が出そうに…。それぐらいうれしい1着でしたね」~山陽G2若獅子杯_ハンターズ ポイント
例え、復帰返っそれが一般戦であっても、初勝た長出そハンターズ ポイント若きG1ウイナーにとって、利を涙がこれほどうれしく価値ある勝利は、振り着で選手キャリアの中でも他になかなか探すことができなかった。田恭
10月4日の地元・山陽開催。徳本当に長田恭徳は大外から7人のライバルたち全員をていねいにさばき上げて先頭ゴールを決めた。山陽1月8日のシルクカップ(伊勢崎)で落車を喫して、若獅右手を激しく損傷した。オートレースうにそれぐらいうれしい1したね~G2手術を施し、復帰返っハンターズ ポイント根気よくリハビリを続けたが、初勝た長出そ復帰は9月19日のプレミアムカップまで待たねばならなかった。利を涙が
2013年に32期生としてデビューして以来、振り着でこれほど長らく戦列を離れた経験はなかった。田恭ベッドの上で虚しく時が経過することをじっと絶え続け、手と同じぐらいにメンタルにも手痛い傷を残した。
そして、復帰から11戦目。長田はついにカムバック後、初となる勝利をつかんでみせた。「もう、ゴールした後はガチで泣きそうになっちゃいました。何か、いろいろと思うところがあって、本当に涙が出そうになりました。それぐらいうれしい1着でしたね…」
普段は勝っても、負けても感情を起伏させることなく、淡々とポーカーフェイスで立ち振る舞うのが彼のポリシーだった。そんな男が待ちに待ちわびた勝利をその手に得て、感情の抑制を失いかけたという。
復帰戦を地元G1のプレミアムカップに決めた強い理由があった。「しばらく休んで、今の自分が一体どこまでやれるのかを確かめたかったんです。超一流が集まるプレミアムで、もしもボロボロにやられてしまうようなら、今後の取り組み方を考え直そうと思っていたんです。でも…」
苦戦覚悟の見立ては、いい意味で外れることになった。「はい、復帰してからはまずは乗り手の感覚を戻すことを優先していたので、そこまでエンジンには手を回しませんでした。それでも、自分が思ったよりは全然やれたというか、勝つことはできなかったですけれど、何とか食らいついていくことはできましたからね。あの走りができたプレミアムカップは、自分にとって大きなターニングポイントになったと思います。あえて強敵がそろう大会で復帰して、それなりにやれて、あれはいい自信になりましたからね!」
そして、長田はしみじみと、かみ締めるようにこう続けた。「やっぱり、これまでずっとガムシャラに働き続けてきて良かったなあって思いました。ガムシャラに頑張ってきた意味はあったなあと思いました。もちろんけがをして失ったこともたくさんあるんですけれど、全部がだめになったわけじゃなかった。全然エンジンをやってなかったですが、やっと1勝することができたので、次はもう一段階ギアを上げていきます。これからまたエンジンをいじって、さらに上を目指していけるかもという気持ちが今はあります」
負傷があって、10月から適用される新ランクはA級232位まで陥落してしまった。「今回の若獅子杯は地元山陽のS級がひとりもいないんです。それはファンに申し訳ない気持ちでいっぱいですし、自分のせいです。今回だってできれば優勝戦に乗りたいですよ。でも、まずは準決勝戦までいい形で進めることを今回の目標にします。手のけがだったので、まだまだグリップ操作とかは試行錯誤なんですが、とにかく場数をこなして慣れていきます。でも、スピードは落ちていませんからね!(頼もしい表情で)」
最後は写真撮影をお願いしたが、とにかく長田の兄さんはシャイガイです。「マジで笑顔とか作れないんですよお。弟(稚也)は得意っぽいですけれどね(苦笑い)。でも、これでも自分も結構頑張っているんですけれどね~」と超照れながら、やさしく笑みを浮かべてくれた。
性格はシャイだが、走りは根性丸出しの大胆な粘走が何よりのセールスポイントだ。本来の納得できる走りが再び完全具現できた時、その時は思い切り笑って、思い切り号泣してください。長田兄、応援のしがいある誠実ファイターです。
(淡路 哲雄)
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